生活の中で、適切な覚醒の状態を保持するためには?
こんにちは。 TASUC鎌倉御成教室の大久保直子です。 12月16日(土)に、第9期の教材マスターの集いを開催しました。 今回は、たすくのメソッド2 特性の理解と活用の「感覚処理の特性」に焦点を当て、 感覚処理問題への対応について学びました。 行動問題等のリスクを軽減するためには、 構造化を整え、双方向のコミュニケーション手段を確立することが大切ですが、 それでも残ってしまう問題の一つに、感覚処理の特性があります。 まずは、理解が先!なので、お子さんの感覚処理の特性を把握することが重要です。 グッズの好き嫌いだけではなく、どの位の頻度で、どこで、何をして、どの位の時間を 過ごすと感覚がリセットされるのかを、お子さん一人一人に応じて把握します。 そして、お子さん自身が、適切な覚醒の状態を調整できるようになるために、 どんなグッズを持ち歩き、自分で対処したり、周囲に伝えたりする力をつけていくのか。 また、生活の中で、適切な覚醒の状態を保持するために、 どのような活動をルーティン化していくのか。 これらのことについて、理論と実際の取り組みを、皆さんと共有しました。 今回の宿題は、お子さんの感覚処理についてのカテゴリー10をまとめること。 お子さん一人一人に応じて、しっかりと感覚処理の特性や実践を記録し、 行動問題等のリスクに備えていきます。 次回は1月13日(土) 同じテーマで教材マスターの集いを開催します。 お席に少し余裕がありますので、参加を希望される方は、教室までご連絡ください。